アルバムを20枚収録した Cal Tjader, Milestones of a Legend というCDセットから2枚目、Tjader Plays Mambo、1956年発表作(どうも1954年という情報もある)。Mambo with Tjader というアルバムもあるので、ちょっと紛らわしい。もっとも紛らわしいのも道理で、同じ3回のセッションを、ふたつのアルバムに分割してリリースした模様。
- Yesterdays
- Out Of Nowhere
- Fascinatin' Rhythm
- Guarachi Guaro
- The Lady Is A Tramp
- It Ain't Necessarily So
- Have You Met Miss Jones?
- For Heaven's Sake
- Mambo Macumba
- East Of The Sun
- Bei Mir Bist Du Schein
- I Concentrate On You
このアルバムになると、全面まごうことなきジェイダー節。ガーシュイン・ナンバー(3)のラテン・アレンジも捨てがたいが、ガレスピー作の「グァチ・グァロ」(4)、カルにとってもレパートリーのひとつだが、この盤の演奏はベスト・テイクのひとつでは。時代もジャンルも軽いマレットさばきで超えた一曲。