1974年の4枚目、ファンク色が強まる。
(1)など、ぱーりーぱーりーと耳に残る一曲。劣化版ファミリー・ストーンというイメージも浮かんだりしたが、ファミリー・ストーン×ファンカデリックと考えなおすと許せるからふしぎなもの。
実際、(4)と(6)はスライの曲、オリジナルと比べたりせずに聞いているが、かなりかっこいい。
そりゃ当時は、スライのまばゆくて危険な匂いも漂う輝きに比べたら、このアルバムもきっとモッタリして聞こえたりしただろう。でも、今となってはそこに魅力があったりするんだから、作品を残すって大事なことだ。
(7)、この曲は、スライ・ストーンにもできないジョンソン節。実際、バックはファンカデリックのメンバーなのかな。この歌声とファンクの絶妙なるミックス。絶妙、これは良き。
(9)は、バカラックの曲。ふむ。良くはないね。
ふしぎなアルバム編成で、収録曲中一番のヒットシングルである Finder's Keeper's を最終曲(10)に配置。曲自体もふしぎな終わり方。だが結局は、(7)にとどめを刺すのだ。
1. Everybody Party All Night
2. Skin I'm In
3. Morning Glory
4. Life & Death Pt. I
5. White Rose (Freedom Flower)
6. Life & Death Pt. II
7. Let's Have Some Fun ★
8. Love At First Sight
9. Only Love Can Break A Heart
10. Live With Me, Love With Me
11. Finder's Keepers