9枚組のボックスセットの2枚目。
1． The Ghetto - Staple Singers
2． Blues Power - Albert King
★3． The Echo - Epsilons
4． Funky Way - Rufus Thomas
5． Take Care Of Your Homework - Johnnie Taylor
6． I Like What You're Doing (To Me) - Carla Thomas
7． I've Got To Have Your Love - Eddie Floyd
8． Let 'Em Down Baby - Jimmy Hughes
9． Love Is Here Today And Gone Tomorrow - Mad Lads
10． It Ain't Long Enough - Judy Clay
11． Mellow Way You Treat Your Man - Ollie/Nightingales
12． Private Number - Sonny Stitt
13． Time Is Tight - Booker T. & The MGs
★14． Double Or Nothing - Mar-Keys
15． (Sittin' On The) Dock Of The Bay - Staple Singers
16． So I Can Love You - Emotions
17． Don't Stop Dancing (To The Music) (Part 1) - Bar-Kays
18． One More Chance - Margie Joseph
19． I Wanna Be Good (To You) - Jimmy Dotson
20． Finger Lickin' Good - Art Jerry Miller
21． Tighten Up My Thang - Soul Children
22． My Whole World Is Falling Down - William Bell
23． Testify (I Wanna) - Johnnie Taylor
24． Drowning On Dry Land - Albert King
★25． Do The Cissy - Stingers
26． Don't Tell Your Mama (Where You've Been) - Eddie Floyd
アルバート・キングの（2）、彼がスタックスに吹き込んでいたのは知らなかったし、スタックス的な曲かどうかはわからないが、ふつうにブルース・ロックの佳曲。（24）もアルバート。（3）、ジ・エプシロンズ？聞いたことなかったが、最高の甘茶。てか、甘茶はマイナーなところが美味しいみたいな印象があるが、まさにその例。
ジョニー・テイラーの（5）「お前、宿題どうしたよ」は、R&Bチャートで2位になったヒットらしいが、ピョッピョッピョッっという電子音が耳に残る。（9）マッド・ラッズというユニット名もいいね。「クラウド・ナイン」にインススパイアされて、よりカラフルに。
これも意外な、（12）、ソニー・スティットがスタックスで録音していたとは。しかも、聞き覚えのある「プライベート・ナンバー」。味は珍味。
（13）、ブッカー・T＆ザ・MG's はどれもこれも良すぎるな。いや、良すぎる。（14）はマーキーズか。なじみの曲ではあるが、シングル・バージョンは、素麺のようにちょっと緩めな感じがいい。
（15）、ステイプル・シンガーズによる、「ドック・オブ・ザ・ベイ」。一聴の価値あり。エモーションズの（16）、これはここで★を付けるまでもなく、僕的には殿堂入りを済ませている。最高の曲だよ。
（9）もそうだったが、この時代なら、すぐに素直にパクるのが楽しいよね。スタックス的ファミリーストーンな（17）。表面は真似ても、スライの不安定なやば味はメンフィスの連中には出せないし、でもそれはそれでいいのよ。逆にごめんなさいなのは、ソウル・チルドレン（21）。てっきりアーチー・ベル＆ザ・ドレルズのパクリが出てくるかとおもったら、タイトルが似てるだけで、曲は全然関係なかった。
謎曲の（25）、ブリブリかつ軽みのあるベースにやられる。
