ふつうの人はCDなんてもう買わなくなった

How unfashionable to buy music CDs nowaday

Milt Jackson / Olinga

ミルト・ジャクソン、1974年のアルバム。1972年の Goodbye や Sunflower(1972)と同様に、CTIからのリリース。

A1        Olinga (Dizzy Gillespie)
A2        Rerev (Jimmy Heath, Milt Jackson)
★A3    The Metal Melter (Jimmy Heath, Milt Jackson)
B1     The Steel Bender (Milt Jackson)
B2        Lost April (Delange, Newman, Spencer)
★B3     I'm Not So Sure (Cedar Walton)

 

シダー・ウォルトンロン・カーター、ミッキー・ロッカー、ジミー・ヒースという面子もなかなか豪華だが、シダーがエレピを弾いているのも楽しい。

アルバム名になっているA1「オリンガ」は、ディジー・ガレスピーの曲だが、最初にミルトを見いだして雇ったのはディジーで、当然そういう思い入れも入っているはず。

A1・A2はシリアスなクール・ジャズ風だが、A3になるとドラムが跳ねる軽快なチューンに。曲の終わり方がシュッとしてる。

B1もその路線で、ファンキーな曲にあっても、MJQよろしく端正なところがあるのがミルト・ジャクソンらしさ。彼のソロが存分に楽しめるB2も捨てがたいな。

B3でまたミッキーのドラムが、バーナード・パーディを思わせるような名演で、MJのヴァイブを盛り立てる。このエレキベースロン・カーターなんだよね?渋ファンキー!

 

Olinga (album).jpg