ジャマイカとギリシャの血を引くUKの歌姫、リアン・ラ・ハヴァスが2015年に発表したセカンド・アルバム、その名も「BLOOD」。
ファーストも評判だったらしいが、このアルバムもUKのヒットチャートでは#2、オランダとノルウェイでは#1を獲得している(英語版Wiki)。
1. Unstoppable
2. Green & Gold
3. What You Don't Do
4. Tokyo
5. Wonderful
6. Midnight
7. Grow
8. Ghost
9. Never Get Enough
10. Good Goodbye
彼女はギターも弾いているけど、ソウルに混じるフォークのテイストが良い感じ。基調はクールでスムースだけど、スムース一辺倒にしてしまわないでざらっとした感触もあるのがみそ。
エリカ・バドゥを思わせる、ネオ・ソウル色の強い(1)。続く(2)、イントロ格好いいなあ。フォークとネオ・ソウルが熱く衝突している(7)。からの、ギターつまびき曲(8)。轟音が入る(9)を挟んで、またアルペジオな(10)と、こう辿ってみると乱高下しているようだが、全体として聞かせる調和がある。