ふつうの人はCDなんてもう買わなくなった

How unfashionable to buy music CDs nowaday

Opa / Golden Wings

ウルグアイのバンドだというオーパが、1976年にMilestoneから発表した作品。

ウーゴ・ファットルーソ(キーボード)、ジョージ・ファットルーソ(ドラム)、リンゴ・シールマン(ベース)という編成で、この作品はアイアート・モレーラのプロデュースで、アイアートは演奏にも参加。

また同じく、エルメート・パスコアールがフルートなどで参加。なにも知らずに買って、こういう好きなアーティストの客演を見つけると、ボーナスをゲットした感覚。

 

A1  Goldenwings (Hugo Fattoruso, George Fattoruso)
★A2  Paper Butterflies (Muy Lejos Te Vas) (Ruben Rada)
A3  Totem (Hugo Fattoruso, George Fattoruso)
A4  African Bird (Ruben Rada)

★B1  Corre Niña (Hugo Fattoruso, George Fattoruso)
B2  Pieces 
 (a)  Tombo (Airto Moreira)
 (b)  La Escuela (Hugo Fattoruso)
 (c)  Tombo (Hugo Fattoruso, George Fattoruso)
 (d)  The Last Goodbye (Hugo Fattoruso)
B3  Groove ( Hugo Fattoruso, George Fattoruso)

 

リターン・トゥ・フォーエヴァーと、ブラジル音楽の魔合体というような音で、フュージョンの爽やかさ、軽やかさのなかに、ぐっと汗ばむ熱気がある。

(A2)など、エレキベースを耳で辿っているだけで、すでにじゅうぶん満足。そこにエルメートのフルートが現れて、解放感をもたらしてくれる。

ベスト・トラックを選ぶとすれば、アップテンポで、キーボードも踊る(B1)。
(B3)もいいね。

いやこれ、けして派手ではないけれど、名盤認定してもいいでしょう。

 

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