ルー・ロウルズ、1977年の作品。PIRからでは All Things in Time(1976年)、Unmistakably Lou(1977年)に続く3枚目。
CD20枚セット、フィラデルフィア・インターナショナル・レコーズ「ザ・コレクション」では15枚目。
1 Lady Love ★
2 I Wish It Were Yesterday
3 One Life To Live
4 Dollar Green
5 Trade Winds ★
6 There Will Be Love
7 Unforgettable
8 That Would Do It For Me
9 If I Coulda, Woulda, Shoulda
10 Not The Staying Kind
PIRだけど、ディスコ味は措いてAORならぬAOS、アダルト・オリエンテッド・ソウル。1曲目の出だしからして、ルー味ルー味。
ギャンブル&ハフ作は、3、6、8、9の四曲のみ、それもルーをリスペクトしながら作っている感じ。でもやっぱりその中でも一番G&H色が出ている3曲目が、いいね。
5曲目はラルフ・マクドナルド作曲の「貿易風」、大きな船が快調に進むような、ルーのゆったりとした声も似つかわしければ、ラルフの才気よや。ヴァイナルならここでA面B面ひっくり返すタイミングだけど、5曲目から6曲目への繋ぎも乙だよ。
7曲目はスタンダード、「アンフォーゲタブル」。サーヴィスしますよ感。
10曲目は、イントロが口笛ソングでもある。