アルバムを20枚収録した Cal Tjader, Milestones of a Legend というCDセットから18枚目、Cal Tjader and Anita O'Day, Tme for Two、1962年録音。歌伴もの。
- Thanks For The Memory
- It Shouldn't Happen To A Dream
- Just In Time
- Under A Blanket Of Blue
- That's Your Red Wagon
- Peel Me A Grape
- An Occasional Man
- The Party's Over
- I Believe In You
- Mr. Sandman
- Spring Will Be A Little Late This Year
- I'm Not Supposed To Be Blue Blues
メリー・スターリングとのはもう聴かないと書いたけど、アニタ・オデイとのこれは「あり」。カーメン・マクレエとのアルバムも聴いたことあるけど、これが一番いいかも。まず、アニタの声も歌い方もうるさくない。それに、カルのカルらしさもちゃんと出してくれている。
曲で言うと、「ミスター・ジェイダー!」とアニタが声をかけてカルのソロがはじまる、(3)。ラテン感を前面に出した(5)は、カルらしい曲としても成立している、このアルバム内のベスト。
アニタには、エリス・レジーナと共通した感触があるんだね。声質はちがうけど、歌い方の自由さ。