アルバムを20枚収録した Cal Tjader, Milestones of a Legend というCDセットから19枚目、Latino、1960年録音。
- Mambo Terrifico
- Night In Tunisia
- The Continental
- Afro Blue
- Cuban Fantasy
- Rezo
はい、最初の三秒でカル的名盤とわかり、七秒で自信が確信に!・・・・・・と書いたはいいんだけど、このボックスセット、オリジナルの曲順が入れ替わってないかい。もともとは(4)~(6)がA面で、(1)~(3)がB面のような。ま、LPの表裏をまちがえてかけたと考えようか。だいたいが、デジタル配信時代になると曲順の概念自体がまた崩れて、シングル・レコードのジュークボックス時代に近くなるわけだし(?)。
(4)から(6)まで、カル・ジェイダー・バンドの定番曲は、ピアノ・パートが印象的で、どこかクールに響くバージョン。これらの曲の聞き比べをしても楽しいかもね。
これも捨て曲無しのカルらしいアルバムだけど、一押しはやはり(1)で。