アルバムを20枚収録した Cal Tjader, Milestones of a Legend というCDセットから3枚目、Mambo with Tjader, 1954年発表作。これはもう、長年の愛聴盤ですので。
- Mamblues
- Midnight Sun
- Sonny Boy
- Cherry
- I'll Remember April
- This Can't Be Love
- Tenderly
- Dearly Beloved
- Chloe
- Lucero
- Bye Bye Blues
- Autumn Leaves
(1)が流れはじめると、さっそく来たぞ来たぞと。(3)のサニー・ボーイで歌っているのは、カル本人だろうか。(9)でも、コーラス風のヴォーカルが楽しめる。(7)、途中でテンポ・アップしていくところは、いつ聴いてもスリリング。計算尽くの演出、というところも、この曲の場合はむしろ魅力でしかない。(10)・(11)、名曲、名演。Latin Kick での演奏ともまたひと味ちがって。
全部聴いたわけではもちろんないけど、やっぱりこのアルバムが、初期=ファンタジー時代におけるカルの代表作だろうと。