かつてボックス・セットCD9枚組で買ったもののレビューを、今頃。
演奏にファンク・ブラザーズを迎えた、インヴィクタス・レコード発のアルバム1枚目、1970年発売。時代の雰囲気と、ヨーデルの入ったジェネラル・ジョンソンの歌声と、モータウンの様式を崩しかけたところの風味がたまらない。
アルバムの構成は、スマッシュ・ヒットした Give Me Just A Little More Time と You've Got Me Dangling On A String の2曲をA面・B面の冒頭にすえて、ロン・ダンバーらのオリジナル曲に Come Together、My Way のスタンダード・カバーを散りばめ。
やっぱりヒットした2曲が出色。巻きつくようなジョンソンの歌声に、この声でなくちゃというだめという楽曲。
Come Together
Bless You
Patches
Since The Days Of Pigtails & Fairytales
I'll Come Crawling
★ You've Got Me Dangling On A String
Bravo, Hooray
Didn't We
Feelin' Alright?
My Way
Tricked & Trapped
アルバムとしてはマニア向けというところがあるかな、やっぱり。
改めて、トラットリアが20年以上前に出したインヴィクタスのコンピレーション Our Brotherly Love の選曲って入門として良くて、安く売っていることが多いはずなので、見かけたときには購入をお勧めしたい。