ニーナ・シモン、初期シングル集、三枚組のうち三枚目。二枚目については昨晩、いつものように酔っぱらいながら、ニーナと鈴木いづみの比較をした文章を書いたはずなのだが、アップロードも保存もされておらず。消えちゃったということで・・・・・・。
1 Hey, Buddy Bolden
2 Exactly Like You
3 Merry Mending
★4 Something To Live For
5 You Better Know It
6 I Like The Sunrise (From The Liberian Suite)
★7 It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)
8 The Gal From Joe's
9 I Can't Get Out Of This Mood
10 Wild Is The Wind
★11 That's Him Over There
★12 Where Can I Go Without You
13 You've Been Gone Too Long
14 Stompin' At The Savoy
15 Little Liza Jane
16 Return Home
17 Rags And Old Iron
18 No Good Man
★19 I'll Look Around
★20 I Love To Love
(4)、ちょっと変わった調子の、ロマンティックな曲。アップテンポで、「デュワデュワ」コーラスが耳を引く(7)。実はこの三枚目のCD、前半8曲中7曲までがエリントン作。
(11)、それから(12)、チェレスタの入った曲はとりあえずチェック。ニーナの曲ならなおさら。
ライヴ音源、ニーナの長いインプロヴィゼーションが聴ける(16)。ゴスペル味というべきかブルース味というべきか、(17)も良き。
なんせ美しい、(19)。Sの音が潰れて、もとの録音がもう少し良かったらと思うけど、現場での美しさはそれをこえて伝わる。
3枚組の掉尾を飾る (20) は、かわいらしいトラック。最後に置きたくなる気持ちは分かる。
これで Complete 1957-62 Singles 三枚組をいちおう聴き通した。
Disc 1 は、初期ニーナの「ベスト盤」だと思う。唯一、My Baby Just Cares for Me だけが Disc 2 なのだけども。Disc 3 は、ひと味変わった佳曲のコンピ。Disc 2 はディープな愛好家向けのアイテム。アルバムから全部集める気のある人は別としても、初期ニーナを聴いてみたい、という人には、アルバムから買うよりも、このコンピの Disc 1からがお薦めです。